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    実用ガイド DIN EN 12599

    ダクト内風速・風量の測定

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    ガイドの内容

    閉め切った空間で私たちが過ごすには室内空気の清浄が不可欠です。

    清浄な空気を作り出し、室内に快適な室内環境を供給するのが換気・空調システムです。特に換気は重要な役割を果たし、新鮮な空気を供給するだけでなく、ダストや過剰な湿気などの汚染物質を除去する役割も果たします。

    換気量を決定し、確保することは設備の運転において重要な要素で、換気・空調技術者には、最も難しいスキルのひとつとして、換気ダクト内の風速を確実に測定することが求められます。

    風量の重要性

    換気空調システム(IAQプラント)は、しばしば換気が過剰になることがあります。 過度に空気をシステム内で移動させるとファンのエネルギー消費量が増加するため、運転コストの上昇につながります。 さらに空気の調整(冷却、加熱、加湿、除湿)のためのコストも発生します。 これに加えて、高い空気交換率は室内の気流が増加し、人々に不快感を与えます。

    一方、風量が少なすぎると問題になる可能性があります。 新鮮な空気が少ないと息苦しさを感じます。 部屋の CO₂ の比率が高すぎるということは、室内の空気が「使い果たされ」た状態であることを意味します。さらに、わずかに加湿された空気がダクト内をゆっくりと移動することで、システム内で細菌が増殖するリスクが発生し、衛生状態も悪化します。 適正に調整された換気空調システム(IAQプラント)は、室内の空気を快適にし、さらにコスト削減にも役立ちます。

    実用ガイドで詳細をご紹介しています。

    実用ガイド 目次

    ガイドの内容

    1. 風量の重要性

    2. 正確な風量測定

    3. 正しい測定位置
    3.1. ダクト内の流れプロファイル
    3.2. 障害物からの距離

    4. 測定方法
    4.1. トリビアル法
    4.2. 図心軸法
    4.3. 風量の計算

    5. 数値の評価

    6. 測定レポート

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