温度センサを含む高精度ベーンプローブ - 特長
高精度ベーン式風速プローブを接続するには、固定ケーブルを使用します(別途ご注文ください)。風量測定メニューにより、測定器を直観的に操作することができます。 風量は、ダクトの断面積とダクト形状をあらかじめ入力しておくだけで正確に演算されます。 時間平均、および複数ポイント平均機能による平均値の表示や、現在の測定値を固定表示するホールド機能、最小/最大値表示機能があります。
実用的で便利:ベーン式風速プローブのボタンを押すと、たとえば、多点ポイント平均、または時間平均機能の開始、個別の測定値の保存、機能の停止をすることができます。
省スペース:少ない機材でより多くのアプリケーションに対応
無限の汎用性:ユニバーサルハンドルをすべてのプローブヘッドに接続することができるため、より少ない機材でより多くのアプリケーションをカバーし、スペースを節約できます。Bluetooth®無線ハンドルを使用すると測定がより便利になり、ケース内でケーブルが絡まるのを防げます。熱線式風速プローブの測定値は、Bluetoothを経由して測定器に最大20 mの距離で送信されます。 センサ交換の際は、プローブヘッドだけを交換することができます。
必要に応じて、ベーン式風速プローブに伸縮ロッドを90°の角度で取り付けることもできます(別売)。 最長2メートルまで延長できるので、天井からのダウンフローを簡単に測定できます。
インテリジェント校正のコンセプト
デジタルプローブは、計測器や測定環境に起因する測定の不確かさが精度に影響しないので、正確な測定結果が得られます。このため、校正の際にはプローブのみを送付ください。測定器は継続してご使用いただけます。高精度ベーンプローブの適用分野
エア/天井のダウンフロー: ベーン式風速プローブを使用して、吹出口での風速と風量を測定します。 0.1 m / sからの低風速域から測定可能なので、クリーンルームにおける層流計測に最適です。複雑な風の巻き込みが起こる格子枠付換気口での断面での測定でも、φ100mmの大型ベーンにより平均化されるので、その結果、ループ測定で正確な測定結果が得られます。
ダウンフローでの測定: スケール付ロッドと90°の角度を持つ伸縮式延長ロッド(1.0m長)は、ベーン式風速プローブに簡単に取り付けることができ、天井の下に90°の角度で正しく配置ができます。 高い天井の場合は、延長ロッドをのばして、全長2メートルまで延ばすことができます(伸縮ロッドと延長ロッドを別々にご注文ください)。
ベンチレーター、格子枠付換気口、および回転式ファンの排出項: ベンチレーターおよび格子枠付換気口での正確な測定には、testovent 417ファンネルセット(オプション)を併用することをお勧めします。 これにより、居住空間の換気などの流入・流出の簡単な換気テストにも使用可能です。
回転式ファンの排気口での測定時には、フローストレートナー(オプション)を併用すると、高い精度が得られます。