差圧計

差圧測定時には、現場の差圧の値と差圧計の測定範囲を必ず確認してください。

・測定範囲に対して圧力が小さすぎる場合は、精度良く測定出来ません。

・測定範囲に対して強すぎる圧力を測定する場合は、センサが破損する可能性があります。適切な測定範囲の差圧計を選択してください。

・自分がいる環境(A)とは別の部屋(B)の差圧を測定したいときは、ポート片側を開放して、もう一方のポートに繋がったシリコンチューブを部屋(B)設置して下さい。

・フィルタの前後で差圧を測定する場合は、気流の上流側を正圧(+)、下流側を負圧(-)ポートに接続してください。 ・正常な測定値はすべて正の値で表示されます。間違った使用法としては、正圧(+)と負圧(-)の接続を逆にしてしまうと負の値が表示され正常に測定出来ません。

・測定場所を変更すると、測定値に影響を及ぼすことがあります。 ゼロ調整後は測定場所を変更しないでください。

・測定場所の変更や、時間経過によるゼロ点のずれを調整するために計測前には必ずゼロ調整を行ってください。

・ダストが多く、風速が強い(例: 10m/s以上)の場合に差圧計とピトー管を組み合わせて風速測定が行えます。

・テストーではL字ピトー管とストレートピトー管を取り扱っています。 測定前の設定で、ピトー管係数と空気密度等を差圧計に入力が必要です。

クリーンルーム内で規格に準拠した動作を保証する場合、差圧測定器の精度に対する高度な要求に応える必要があります。 さまざまなクラスのクリーンルーム間の圧力差は、清浄度の高いルームから低いルームまで5～20Paに保つ必要があります。 クリーンルームを最小限の正圧にすることで、ドアを開いたときに低い清浄度のエリアの空気が高い清浄度のエリアに逆流することを防止できます。 汚染が最小レベルのクリーンルームには、人および物用のエアロックを通じて入ります。エアロックでは、強いエアカーテンで粒子を舞い上がらせてからフィルタシステムを通じて排出します。 そのクリーンルーム用の差圧測定用途に、高精度・高信頼性からtesto差圧計 (マノメーター) が選ばれています。

圧力パラメータは、建築サービス、産業、研究における数多くの用途で重要な役割を果たします。 あらゆる要件に対応できる適切な圧力測定器を確実に入手できるように、テストーは各圧力に適した測定器を提供します。

絶対圧力は、差圧と並んで一般的に測定される圧力パラメーターの 1 つです。 テストーの絶対圧力計を使用することで、メンテナンスまたはサービス作業の品質を確保します。 これは、自分の価値観も正しいと確信できることを意味します。 同時に、一流の価格性能比も活用できます。

迅速かつ徹底的に漏れ箇所を特定できるリーク検知器をお探しですか? テストーの冷媒ガス検知器は正確であるだけでなく、一般的な冷媒をすべて認識します。 漏れの疑いがある場合に備えて、常に完璧な装備を準備することができます。

テストーの真空計を使用すると、冷凍システムや加熱ポンプの真空排気に関するすべての要件にさらに自信を持って対応できるようになります。 また、差圧を測定するだけでなく、他のパラメータも記録したい場合は、テストーのデジタルマニホールドが 1 台で、多数の機能を提供します。