testo 830-T2赤外放射温度計のメリット
testo 830-T2赤外放射温度計を使用すると、表面温度の非接触測定を素早く正確に行えます(毎秒2回の高速測定)。この赤外放射温度計には次のメリットがあります。- 高精度の測定を実現する高分解能のプロセッサ(分解能0.1℃)
- 中距離でも正確に測定可能な12:1のスポット比
- 測定ポイントを示す、2ポイントの測定スポットマーキング用のレーザー付き
- 必要に応じて上限値・下限値の2つのアラームしきい値を設定可能
- しきい値を超えた場合のディスプレイ表示および音響アラーム
- 最小値/最大値の表示およびホールド機能(測定値を保存)
- 人間工学に基づいたガンタイプ設計により、片手で簡単に操作
- バックライト付きの見やすいデジタル表示ディスプレイ
- K熱電温度プローブに接続でき、接触式の温度測定が可能
testo 830-T2は、赤外線測定に加えて、オプションのK熱電対温度プローブを接続して接触測定を行うこともできます。接続可能な温度プローブには、バネ式の熱電対ストリップ付きの高速応答表面温度プローブ、気体プローブ、浸漬/芯温プローブ(液体やペースト状の物質向け)など、さまざまな種類があります。
また、赤外放射温度計の放射率を個別に設定することもできます。このため、測定する表面の材質に応じて放射率を調整し、最適な測定結果を得ることができます。放射率が低い表面を測定する場合、赤外線測定を簡単に実行できる黒体テープ(オプション)の使用をお勧めします。