testo 435-3マルチ環境計測器には、さまざまなオプションプローブを接続できるため、換気および空調システムの調節や空気品質の評価に関連する作業にも最適です。
室内空気品質評価用 接続プローブ(オプション)
- IAQ(室内空気品質)プローブ: 空気品質を評価するための CO2、気体温度、気体湿度、絶対圧の測定
- 気体COプローブ: 建物内や室内のCOの測定
- 輻射熱温度プローブ: 放射熱の測定
- 温度プローブ: 気体温度、中心温度、表面温度の測定
換気空調システムの調整およびチェック用 接続プローブ(オプション)
- 熱線式風速プローブ: 換気ダクト内の風速と風量、温度の測定
ダクト内の温度と気体湿度も計測する場合は、湿度センサ内蔵のマルチプローブを推奨 - 小型(直径16mm)のベーン式風速プローブ: 換気ダクト内の風速と風量の測定
- 大型(直径100mm)のベーン式風速プローブ: 排気口での風量測定、testovent 417ファンネルと併用してポペット弁および換気扇での測定、風量ストレーナーと併用して回転排気口での測定
- 温度プローブ: 気体温度、中心温度、表面温度測定
- 絶対圧プローブ: クリーンルームなどの気圧測定
環境測定業務に必要なプログラムを1台に集約
testo 435-3を使用すると、複雑なプログラミングをしなくても、手軽に効果的な室内空気品質を測定することができます。接続プローブを自動認識し、関連メニューのみが表示されます。主なアプリケーションである「ダクト」または「標準(環境測定)」のユーザプロファイルを選択するだけで、操作ができるようになります。
testo 435-3は、測定値の他、最小値、最大値、平均値を同時表示できる機能を備えています。またディスプレイの周囲の外枠は、衝撃などから液晶部分保護するよう設計されています。持ち運びには、本体とセンサを収納できる、各種キャリングケースがあります。
計測データを現場で文書化
オプションのtesto簡易プリンタを使用することで、計測データのレポートを現場で直接プリントアウトできます。たとえばダクト計測の場合、風速、風量、温度、気体湿度の最新の計測値または最小値/最大値をプリントアウトできます。印刷した書類は、作業の証明として利用できます。testo 435-3には実用的な定期プリント機能もあります。個別の計測値だけでなく一連の計測結果を、自由に設定可能な間隔(1分間隔など)で、testo簡易プリンタを使用してプリントアウトできます。
計測データの保存、文書化、保存管理にはtesto 435-2またはtesto 435-4(差圧センサ内蔵)の使用を推奨します。これらの計測器には、測定データ用メモリが内蔵されており、PCソフトウェアが付属しています。
ご注意: プローブは別売です。測定器をお求めの際は別途プローブをお求めください。