株式会社リペイント湘南様は外装リフォームを研究している企業です。主に住宅の外壁塗装や雨漏り補修工事などの住宅修繕工事全般を請けています。
今回インタビューをさせて頂いた代表取締役の原田様は、日々現場に出向き、雨漏り診断やリフォームについて、お客様や工務店様と話し合いながら実施されています。また、リフォームにまつわる様々な情報を、ホームページ上やSNS上で発信していらっしゃいます。
外装リフォームの現地調査時に行う雨漏り診断。
診断の正確さ、作業効率向上とコスト削減を同時に行いたい。
株式会社リペイント湘南
漏水が疑われる箇所と健全部の水分量を比較し、表示される値をデジカメを使って記録。
株式会社リペイント湘南様が、
サーモグラフィと水分計で漏水診断を始めたことにより得られた主なメリットは
以下の通りです。
信頼性向上
居住者が気づいていない未知の不具合を見つけられるようになったので、建物診断の専門家としての信頼性が高まった。
時間短縮/コスト削減
雨漏り再現調査(散水試験)において、雨漏り再現を確認できるタイミングが早まったので、トータルの作業にかかる時間とコストを削減できた。
説得性の向上
提出書類などにおいて、雨漏りであるとする現象を視覚的に示しやすくなったので、お客様に納得してもらいやすくなった。
望遠レンズセット
サーモグラフィtesto 883には望遠レンズセットがあり、様々なタイプの住居からの診断依頼を受ける株式会社リペイント湘南様の⽤途には必須オプション。レンズ交換も簡単。マンションやアパートの診断にも使⽤可能。
簡単な操作
多機能なモデルが多くある中、テストーのサーモグラフィはシンプルな設計で扱いやすい。物理ボタンも少なく、タッチパネルとなっている為、直感的に操作できる。
①サーモグラフィの操作
雨漏り診断を行う場合は、まず⾬漏りが疑われる場所に対して、サーモグラフィをかざします。この際に、「スケール設定」をオートからマニュアルに変更し、上限と下限を3∼6℃の差で固定し、中間の温度が健全部付近の温度になる様に合わせます。これで1℃あたりに割り当てされる⾊を増やすことができ、温度差が鮮明になります。
②水分計の操作
診断箇所の材質に合わせて⽔分計の建材⼀覧から選択します。
⽔分計の⾦属プレートを健全部と、異常部に軽く押し当てて、数値を⽐較します。それぞれの箇所の含⽔率が異なることが分かります。含⽔率の⽬安は材質によって異なりますが漏⽔箇所の⽔分は健全部に⽐べて⾼く表⺬されます。
含⽔率が変わらない場合は、⾬漏り以外の原因も考えられます(気流や結露など)。
① 雨漏りが疑われる箇所の確認(目視)
② サーモグラフィをマニュアルスケールモードに設定→スケール調整後、漏水箇所を撮影
③ 雨漏り箇所を手で触れて、水分を含んでいるかを確認
④ 水分計を用い、健全部と異常部の水分率を比較
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