簡単操作の温度ロガー
testo 184 T1は、わずかな温度変化が品質に影響するような、医薬品、食品、電子精密機器などの製品の輸送時の温度モニタリングに適しています。testo 184 T1は最大90日までの使いきりタイプです。テストーの輸送用温度ロガーは、着荷時に本体のLEDを見るだけで、しきい値の逸脱があったかどうかがわかります。輸送期間中の詳細な温度記録を確認するには、PCにダイレクト接続します。フォルダ内に自動生成されたPDFレポートにより、開始から終了までの温度履歴を関連データと共に見ることができます。
testo 184 T1のメモリにはPDFレポートの他、設定ファイル、校正証明書、取扱説明書が保存されており、90日を過ぎても開くことができます。
testo 184 T1は、16,000の温度データをメモリに保存でき、1分から24時間までの任意の測定間隔の設定が可能です。
testo 184 T1 は、GxP, 21 CFR Part 11, HACCP, EN 12830などのガイドラインに対応しています。また、 Testo AG は ISO 9001: 2008を取得し、外部機関による認証を受けただけでなく、内部監査機関を設け、確実にガイドラインの基準を遵守しています。そのような徹底した品質管理が評価され、日本市場においても多数ご使用いただいております。
なお、testo 184 T1は、航空機搭載可能基準「RTCA DO 160 Section21 Category H」にも適合しています。
そのため、国際的な輸送のシーンにおいても適用可能な製品です。
testo 184 T1を使用するメリット
しきい値の逸脱が一目でわかる「アラームLED表示」
着荷時に本体のLEDを見るだけで、輸送中にしきい値の逸脱があったかどうかがわかります。
簡単操作
testo 184 T1 は使いきりタイプ。使用方法に関するトレーニンングなどを受けなくても、直感的に操作ができます。"Start" ボタンで記録を開始し、 "Stop" ボタンで終了します。
簡単設定
testo 184 T1 には設定用ファイルが保存されており、設定条件をファイル上にインプットするだけです。専用ソフトウェアをダウンロード後にインストールしたり、接続用ケーブルを購入する必要がありません。
レポートの自動生成
テストーの輸送用データロガーをPCにUSB接続すると、PDFレポートが自動的に生成されます。PDF/Aはもっとも標準的なファイル形式で、ほとんどのPCで読み取りが可能です。
セキュリティ
testo 184 T1 は専用ソフトのダウンロードやインストールをしなくても、単独で動きます。Firewallやウィルススキャンなどでセキュリティが強化されているような環境でも、ネットワークに依存せず使用することができます。