中心温度計とは、検針(プローブ)を測定対象に差し込むことで内部の温度を測定可能な温度計で、主に食品の温度管理に用いられます。
中心温度計は、表面温度計とは異なり中心(芯)の温度を測定することから「芯温計」とも呼ばれます。また、液体の中にセンサーを浸して測定する「浸漬温度計」も中心温度計の一区分です。 中心温度計のプローブには様々な種類があり、センサーの種類・材質・長さ・太さ・先端の形状など、用途に適したプローブの中心温度計を選びます。
持ちやすい形状で簡単測定
折りたたみ式プローブで安全に保管・持ち運び
防水仕様
特長比較
温度測定における測定誤差は、プローブと測定対象物の間に温度差がある場合頻繁に発生します。 冷凍食品の中に温度プローブを差し込むと温度プローブの持つ熱が冷凍食品に伝わり、結果として実際の温度との誤差が生じます。 これは、熱いものに冷たいプローブを差し込むときも同様です。
この測定誤差は、プローブの直径の10~15倍の侵入深さまで挿入することによって最小限に抑えることができます。 また、液体での浸漬測定では、液体を常に動かし続けることによっても、測定誤差を軽減することができます。 テストーの中心温度計・浸漬温度計には、測定対象別に適した測定器・プローブをご用意しています。
中心温度計による信頼性の高い迅速な温度測定は、食品分野において特に重要です。 場合によっては、中心温度測定と同時に、表面温度を非接触で測定したい状況もあります。 そのようなニーズにお応えするためにtesto104−IR BT複合温度計が、特別に開発されました。 中心温度計と赤外放射温度計をコンパクトなボディに一体型になっています。
10:1赤外レンズを備えた精密な2点レーザーにより、視認作業が容易。
中心温度用折りたたみ式の突き刺し式温度プローブ
特に頑丈な構造と便利な形状で、折りたたむと、シャツのポケットにも収まるサイズ
中心温度計とは対照的に、サーモグラフィは、測定物体内部の温度でなく、その表面の温度を測定します。これを行うために、物体から発する赤外線による熱放射を測定し、それを熱画像に変換します。その場合、熱異常があれば、この画像上で迅速かつ明確に識別することができます。サーモグラフィは、予防保全や、建設構造システムや建築物の破損や老朽化したスポットを検出するために使用されます。
多くの用途では、単に温度を測定するだけでは不十分です。 温度は、特に食品などの敏感な物品の保管のために、時系列で記録されなければなりません。 壁に目立たないように取り付けられ、自由に選択可能な間隔で温度や他の周囲条件を測定し、記録します。
サーモシールと適切な表面温度計を使えば、測定対象物の表面温度をすばやく記録できます。物体との直接接触が問題とならない場合に最適です。
赤外線温度計は、離れた場所からの温度の非接触測定に最適です。スマートプローブは、多種多様な測定タスクに利用可能です。主なメリットは、Testo Smart Appを介して、お手持ちのスマートフォンやタブレットで操作できることです。
testo Smart マルチなモバイル専用アプリ
より速く、よりシンプルに、よりスマートに:testoスマートアプリは、すべてのツールと測定を統合し、スマートフォンやタブレットを使用してドキュメントを便利に管理することができます。インテリジェントな接続性と、あらゆる用途に対応する完全なソリューションのメリットを享受できます。
マルチ機能
あらゆるBluetooth 対応機器と接続可能
メールでデータ送信
すべての測定値を一目で確認
スマートタッチ
常に最新の冷媒データに更新
新機能
プロ用の測定メニュー