Bluetooth搭載 温湿度プローブの特徴
温湿度プローブで測定したデータは、最大約20メートルの距離からBluetooth経由で測定器に送信されます(周囲環境により異なります)。温湿度プローブのボタンを押すことにより、測定器に直接データを保存できます。長期測定用に使いやすくシンプルなメニュー設計で、直観的な操作が可能です。 測定時間と測定サイクルの簡単な入力により、データのトレンドも正確に記録されます。 これらのトレンド値から、データの変化を評価することができます。
ILAC、PTB、NISTなどの国際湿度基準に準拠した、長期安定性に優れた温湿度センサを採用しているため、信頼性の高い測定結果を得ることができます。
無線プローブでコードフリー測定、取替式プローブヘッドでより多くのアプリケーションに対応
ユニバーサルハンドルはすべてのプローブヘッドに接続可能です。プローブヘッドを取り替えることで、コストをかけずに多種多様な用途に対応可能です。無線ハンドル(Bluetooth®)を使うと、これまでの有線ケーブルによる距離的、物理的(接続の手間、線のからまり等)な煩わしさを解消することができます。電波干渉等で接続が困難な場所では、別売の有線ハンドルの使用が便利です。湿度センサを交換する必要が起きた場合は、プローブヘッドを交換することができます。
校正データ内蔵のインテリジェントプローブ
この温湿度プローブはデジタルプローブです。デジタルプローブは、プローブ内で測定データをデジタル処理するため、測定器本体精度や測定の不確かさを考慮する必要がなく、より高精度な測定が可能です(測定結果はセンサ精度のみに依存します)。また、校正のためにはプローブヘッドを送るだけで済み、測定器本体は継続して使用いただけます。温湿度プローブの用途
保管室と冷蔵室: 0〜100%RHと-20〜+ 70℃の広い測定範囲により、保管室と冷蔵室の相対湿度と大気温度を高精度に測定することができます。作業室: 過度な乾燥や高湿度は快適さに影響します。温湿度プローブを使い、作業室の相対湿度、大気温度、露点および湿球温度のモニタリングが可能です。長期間の測定では、測定データのトレンドを測定器本体に記録することができます。
換気ダクト: プローブヘッドの直径が12 mmのため、換気ダクト内の湿度および大気温度測定に最適です。露点、湿球温度、絶対湿度は、接続した測定器本体側で自動的に演算表示されます。
冷凍空調システムとヒートポンプ: 加熱および冷却の出力は、冷凍空調システムとヒートポンプを調整する重要なパラメータです。温湿度プローブで測定した相対湿度と大気温度をもとに(この測定では、2本の温湿度プローブを注文してください)、接続先の測定器本体で加熱と冷却の出力値が自動的に演算表示されます。