testo 350J 燃焼排ガス分析計 環境計測用モデルのメリット
testo 350Jポータブル自動大気濃度分析計は、1台でO2、CO、NO、NO2、SO2、CO2の最大6ガス成分を同時測定できます。測定値を現場でリアルタイム表示し、オプションの赤外線プリンタで印刷、またはスマホ、パソコンでPDFレポートとして提出できます。約5kgと軽量で、暖機30秒、さらにセンサ交換もユーザーで簡単に行えるなど、機動性と便利さを備えた大気濃度計測器です。testo 350Jを使えば、効率的に計測業務を行うことができ、ランニングコスト、イニシャルコストも低く抑えられます。
計量証明で使えるJIS規格適合モデル
testo 350Jポーブタル燃焼排ガス分析計は、計量証明の測定に使用する計量器として、次のJIS規格の要求事項に適合しています。
- JIS B 7981:2002 ― 排ガス中の二酸化硫黄自動計測システム及び自動計測器(SO2:定電位電解法)
- JIS B 7982:2002 ― 排ガス中の窒素酸化物自動計測システム及び自動計測器(NOx:定電位電解法)
- JIS B 7983:1994 ― 排ガス中の酸素自動計測器(O2:ガルバニ電池方式)
- JIS B 7986:2006 ― 排ガス中の二酸化炭素自動計測器(CO2:赤外線吸収式)
testo 350の便利な機能はそのままに
testo 350Jは、計量証明用にO2、NOx、SO2、CO2の測定レンジを絞っている以外は、標準モデルtesto 350と同じ仕様です。工業排ガスなどさまざまな測定や分析用途に1台で対応できるよう設計されており、複雑なデータ編集にも対応します。
- 起動後30秒で測定開始可能(CO2測定時の暖機時間は15分です)
- 1台でO2、CO、NO、NO2、SO2、CO2を同時測定:標準搭載以外のガスセンサをオプションで追加し、最大6ガスのリアルタイム測定が可能です。
- ドレンタンクと前処理装置は本体内蔵
- Bluetooth通信で遠隔からの操作・閲覧が可能
- NO2実測のため、より正確なNOx測定が可能
- 質量約5Kgと超計量で持ち運びに便利
- ユーザー自身で簡単にセンサ交換が可能
詳しい仕様については「testo 350測定ボックス」製品ページをご参照ください。
なお、計測ガス内に阻害物質がある際は仕様通りの計測が行えません。詳細に関してはお問合わせください。
セット名 | 内容 | 型番 | 標準価格 |
O2、NOxセット | testo 350 J測定ボックス(O2、NO、NO2)、ペルチェ前処理クーラー、エアバルブ | 0632 3510 70 | カタログをご確認ください |
O2、CO、NOx、SO2セット | testo 350 J測定ボックス(O2、CO、NO、NO2、SO2)、ペルチェ前処理クーラー、エアバルブ | 0632 3510 71 | カタログをご確認ください |
O2、CO、NOxセット | testo 350 J測定ボックス(O2、CO、NO、NO2)、ペルチェ前処理クーラー、エアバルブ | 0632 3510 72 | カタログをご確認ください |
O2、CO、CO2、NOxセット | testo 350 J測定ボックス(O2、CO、CO2、NO、NO2)、ペルチェ前処理クーラー、エアバルブ | 0632 3510 73 | カタログをご確認ください |
O2、CO、CO2、NOx、SO2セット | testo 350 J測定ボックス(O2、CO、CO2、NO、NO2、SO2)、ペルチェ前処理クーラー、エアバルブ | 0632 3510 74 | カタログをご確認ください |
O2、CO、CO2セット | testo 350 J測定ボックス(O2、CO、CO2)、ペルチェ前処理クーラー、エアバルブ | 0632 3510 75 | カタログをご確認ください |