testo 810赤外放射温度計の特徴と用途
testo 810赤外放射温度計は、加熱機器や換気、空調設備のメンテナンスに最適です。ボタン一つの操作で、ラジエータ、換気口、または窓の表面温度を測定し、それらの値を気体温度と比較できます。この温度計は小型であるため、ポケットにしまっておき、測定時にすぐに取り出せます。表面温度の測定時には、内蔵の1ポイントレーザーで測定対象の位置をマークして特定できます。赤外放射温度計のスポット比は6:1で、近距離から中距離での測定に主に適しています。
また、赤外放射温度計の放射率も個別に設定できます。このため、測定対象の表面の材料特性に応じて放射率を調整し、正しい測定値を得ることができます。内蔵の気体温度センサ(NTCセンサ)も信頼性が高く、最高レベルの精度で気体温度を測定します。
その他の便利な機能として、最小値/最大値の表示、ホールド機能(測定値の保存)があります。同梱品の保護キャップとベルトホルダーが、温度計本体を保護します。