赤外線サーモグラフィtesto 883-1について
- 熱画像の解像度は320 x 240ピクセル (SuperResolution機能使用時 640 x 480ピクセル)、手動フォーカス、40 mKの非常に優れた温度分解能(NETD)により最高クラスの画像クオリティを保証します。
- 場所認識機能により、スマートな画像管理が可能になります。熱画像は、測定場所のQRコードに紐付けられたフォルダに自動的に割り当てられます。これにより、PCで面倒な手動の画像割り当て、アーカイブ作業が不要になります。
- testo IRSoft: ダウンロードメニューより無料でダウンロード可能です。直感的に操作できるソフトウェアで、熱画像の分析および画像ファイルへの変換、エクスポート、PDFレポートの作成が行えます。
- testo ScaleAssist: 住宅診断における断熱・遮熱・雨漏り診断に最適です。屋内外の気温を入力すると熱画像のスケールを自動で調整し、異常箇所の特定を迅速に行えるようにサポートします。
- testo Thermography App: android/iOS(iPadOS)で使用可能なモバイルアプリです。主に3つの機能が使用出来ます。
①第2画面: スマホ・タブレットをカメラの第2画面として使用可能です。カメラの測定画面が見にくいとき、他の人にライブ熱画像を見せたいときに活用できます。
②リモート撮影機能: ①の機能に加えて、スマホ・タブレット側から画像を保存できます。
③画像解析・レポート機能: アプリ内に保存した熱画像をスマホ・タブレット上で簡易的に解析することが可能です。編集した画像をレポートとしてメールで送信できます。また、その他共有アプリを使って他の人に送信することも可能です。 - 遠くの対象物の撮影時には交換可能な望遠レンズを推奨します。
- 標準レンズ装着時は10cmの距離から小さな対象物でも高精細な熱画像の撮影が可能です。
- testo 883-1を操作するときはタッチスクリーンとジョイスティックを使います。
- クランプメーターtesto 770-3または温湿度スマートプローブtesto 605iとtesto 883をBluetooth接続することができ(1台のみ)、これらの測定器からの測定値を熱画像に保存することができます。
サービスエンジニアと設備管理者にとってのさらなる利点
- 操作性◎: タッチスクリーンとジョイスティックによる直感的な操作
- 作業の効率化: 場所認識機能により自動アーカイブが可能です。測定場所ごとの画像を自動的にフォルダ分けすることにより、効率よくデータ処理が行えます。
- testo Thermography Appにより現場で熱画像の分析とレポートが行えチームに迅速に共有・報告できます。
- メタデータとして電気データを保存: クランプメーターtesto 770-3とtesto 883をBluetoothで接続すれば、電気設備診断のときに熱画像に電流/電圧測定値の情報を一緒に保存することが可能です。
住宅診断(漏水/断熱/外壁等)のときのさらなる利点
- テンプレート化されたレポート: IRsoftのレポートウィザードは、保存されている標準テンプレートを使用して、報告書作成まで段階的に誘導することで簡単な報告書作成を実現します。また、レポートデザイナーを使用して、任意にカスタマイズできるテンプレートの作成も可能です。
- 表面湿度機能: 湿度モードでは、測定現場の温湿度情報をもとに、測定対象の表面付近の湿度を演算表示します。結露の可能性のある場所を(赤、黄、緑)で表示します。
- testo Thermography Appにより現場でスマホ・タブレットを第2画面として他の人にライブ共有できます。また、熱画像の分析とレポートが行えチームに迅速に共有・報告できます。
- 手動フォーカスと望遠レンズ: 手動フォーカスによりヘアクラックの水の染み込みや細い雨だれの検知を可能にします。また、2-3階を地上から撮影するときは望遠レンズを装着すると、離れたところから撮影しても診断に十分な大きさの熱画像の撮影が可能です。