さらに、testo 420 単体は、空調ダクトの形状入力と差圧測定値より、ダクト内の風速と風量を演算することもできます。予め、ダクト形状を入力しておき、ピトー管とシリコンチューブ(いずれも別売)を用いると、換気ダクトに流れる気体の流速・流量を演算します。時間平均・ポイント平均による演算もできます。
自動ゼロ調整機能により、わずかな差圧レンジでも常に高い測定精度を保ち、またその測定値はバックライト付大型ディスプレイに見やすく表示されます。
測定データの文書化
差圧の測定データは本体の内蔵メモリに保存されるので、分析や文書化が可能です。USBケーブルまたはBluetooth通信での接続が完了すると、testo 420 本体はプラグ&プレイで保存フォルダとして認識されます。保存したデータは専用ソフトウェアがなくてもこのフォルダより簡単に閲覧できます。
※フード付風量計 testo 420 につきましては、型番0563 4200 をご参照ください。