差圧計には温度補償付きの差圧センサが内蔵されており、±0.2%F.S.の精度で測定することができます。さらに、最大2つまでのオプションプローブを追加して測定することができます。それによりアプリケーションによって柔軟に対応することができるということです。オプションプローブは次のプローブを取りそろえています。
- 差圧プローブ
- 絶対圧プローブ
- 相対圧プローブ
- 温度プローブ (表面、浸漬プローブなど)
testo 521-1 差圧計の実用的な機能
内蔵の差圧センサにより testo 521-1は、オプションのピトー管を使って風速、風量演算を行うことができます。また、ポイント平均機能、時間平均機能も備えています。さらに、長時間のモニタリングも可能です。モニタリングの際に測定データは個別のデータとして、または連続データとして保存されます。測定間隔と保存回数はユーザで設定することができます。記録をする際、最短で0.04秒サンプリングでの記録が可能です。
オプションの ComSoft ソフトウェアを使うとPCでオンライン測定をしたり、測定ロケーションにリンクした保存したデータを呼び出すことができます。また、オプションの赤外線プリンタで測定器から直接測定値を印刷することもできます。
測定の単位は次の中から選択できます。: mbar, hPa, bar, Pa, kPa, inH2O, mmH2O, torr, psi, 平均値、最後の測定値、最大・最小値を簡単にディスプレイに表示させることができます。